オムロンは、ソーラーエッジ(SolarEdge Technologies Inc. 本社:イスラエル)と提携し、高圧太陽光発電システム市場に向け、ソーラーエッジ製パワーオプティマイザおよび、PCS(パワーコンディショナ)の提供を3月よりスタートさせる。
FIT制度(固定価格買い取り制度)が牽引役となり、太陽光発電の導入は拡大。「さらなる革新的なソリューションなど、エネルギー需要と供給のバランスを保ち、効率よく使用するためのニーズが広がる」と2社は想定する。
なかでも、太陽光パネル1枚、あるいは2枚ごとに制御と監視ができるMLPE(Module-Level Power Electronics)技術を持つソーラーエッジのパワーオプティマイザとPCSは、日本でも注目度が高まりつつある。その特徴は、パネル発電量を最大化するとともに、ストリング設計の自由度も高まるため、影や斜面など従来導入が難しかった場所でも、土地選定、設置方位や日射量計算に悩むことなく、太陽光発電システムを導入することが可能になるという。
今回の提携によって、オムロンはソーラーエッジ製品および、サービスの販売を担う。また全国に140拠点あるアフターサービス網を活用したサポートも実施。販売時期は2018年3月の予定だ。