日立キャピタルグループのよこはま風力発電が、青森県北上郡横浜町雲雀平地区に建設していた32.2MWの「横浜町雲雀平(ひばりだいら)風力発電所」が完成、2月1日稼働を開始した。
日立キャピタルグループは、再生可能エネルギーなどを注力分野と位置づけ、風力発電分野では2003年に金融サービスを提供。それ以降、発電システムのリースや保険、ファイナンシャル・アドバイザー、発電事業などのノウハウを組み合わせたソリューションを一括提供してきた。
今回、稼働した「横浜町雲雀平風力発電所」は、日立キャピタルグループ76%、青森県横浜町が24%共同出資する「よこはま風力発電」が中心となり、建設を進めてきたもの。発電容量は2.3MW風力発電システム×14基、蓄電池併設型となる。
年間CO2排出削減量は、約3万5,000トン、年間予想発電量は、一般家庭約1万5,000世帯分に相当する。日立キャピタルグループでは、風力はじめ太陽光発電などの再生可能エネルギー事業を通じて、2013年度以来、累積約30万トンのCO2を削減してきたという。