プロバイダー大手のビッグローブ(東京都品川区、中川勝博社長)は4月4日、首都圏の自社サービス利用者向け電力小売りサービス「ビッグローブでんき」の販売を開始した。中部電力の電気を、ビッグローブがオリジナルプランで代理販売する。電気と光サービスのセットで月額最大100円、電気と光サービスと格安スマホのトリプルセットで月額最大400円安くなる。
「ビッグローブでんき」へは、①東京電力管内に住んでいる②ビッグローブの光サービスを利用している、あるいは申込み中である③契約電流が30A以上である、と以上3つの条件をすべて満たしていれば加入できる。
料金は1kVAにつき230.8円の基本料金と、1kWhあたり26.31円の電力量料金を合計した金額となる。30Aの場合は3kVA、40Aは4kVAとなる。契約電流が30Aの場合は月470kWh以上電気を使用すれば東京電力の従量電灯Bよりおトクに、同様に40Aは460kWh以上、50Aは450kWh以上、60Aは430kWh以上であれば料金だけでもおトクになると試算している。
電気と光のセットで最大100円/月、電気と光と格安スマホのトリプルセットで最大400円/月おトクになるセット割も魅力のひとつ。また、中部電力のオリジナルWebサイト「カテエネ」内で使用できるカテエネポイントが2年間で最大1980ポイントたまり、たまったカテエネポイントはギフトカードや電子マネーなどに交換可能で、他にも1ポイント1円として電気代の支払いに利用することもできる。
「ビッグローブでんき」は解約する時に違約金が発生しないので気軽に乗り換えることができるのもポイント。申し込みはビッグローブのホームページからのみとなっている。