電力自由化から3か月あまり。
気づけば、“でんき”は星の数ほど増え、自分ぴったりの電力選びはますます困難な状態に。
しかも、「もっとおトクなプランが登場するはず」「乗り換え時期は今じゃない」と
尻込みするその気持ち、わかります。
でも、すでに121万世帯が“でんき”の乗り換えを実践しているんです。
121万世帯が選んだ電力プラン、気になりませんか?
さあ、今すぐ2016 年“でんき”再発見の旅に出かけよう。
ビッグローブ
光コラボに格安SIM、一度は耳にしたことはあるけど、
詳しい内容はよく分からない。
そんな方はビッグローブでんきと一緒に検討してみては。
家庭の固定費を年間5万円以上削減することも夢ではありません。
プロバイダ大手のビッグローブが、『ビッグローブでんき』の販売を開始した。正式な料金プラン名は、『中部電力 カテエネプラン for BIGLOBE』である。その名の通り、中部電力の供給する電力を、ビッグローブが独自の付加価値をつけて販売するというものだ。
料金プランの特徴について経営企画本部の田中裕章マネージャーは、「通信事業者として30年の歴史があるため、ご利用いただいているお客様は、ご高齢の方や一戸建てに住む方が多い。そういった方に焦点を当てたプラン」だと語る。電気料金は、30A以上の基本料金が安くなり、電力使用量に応じた従量料金は均一単価。使用量が多い家庭ほどおトクになる。
光コラボで何が変わるの?
ビッグローブでんきを申込むためには、『ビッグローブ光』に加入することが条件となる。
このビッグローブ光。実は、光コラボレーションと呼ばれる約1年前から始まった新サービスである。今まで自宅で光回線を使用し、インターネットを楽しむためには、回線の契約とインターネット(プロバイダ)契約がそれぞれ必要だった。それが2015年2月から、プロバイダ事業者がNTTの光回線をレンタルし、光回線とインターネットを一緒に販売することが可能となったのだ。
ビッグローブ光も、契約内容次第でフレッツ光より月1000円ほど節約できるプランを提供している。使用する回線はNTTの回線であるため、品質を心配する必要もない。ただし、現在フレッツ光を使用している場合は転用と呼ばれる乗り換え手続きが必要になるし、それ以外の光回線やプロバイダと契約している場合は、解約手続きや開通工事が必要になる。
格安SIMもやってます
ビッグローブ光とビッグローブでんきを申込むだけでも、月100円のセット割引が適用される。そこに、“格安SIM”を組み合わせれば、値引き額は月400円にアップし、年間で4800円割引されることになる。
格安SIMの仕組みも光コラボレーションと似ている。格安SIMを提供する事業者(通称MVNO)が、ドコモやauなど大手携帯キャリアから通信回線をレンタルし、ユーザーへ割安の通信料金で販売するというもの。
ビッグローブSIMは、ドコモの通信網を利用しており、音声通話なしでデータ通信だけを使用すれば、月900円~という激安プランもある。大手通信キャリアでは、通信料だけでも6000円以上かかるため、大幅な節約も可能だ。
注意点は、格安SIMは、ドコモ以外のスマートフォンでは対応していない端末もあること。その場合は対応する端末を新たに購入しなくてはいけない。
「光コラボレーションや格安SIMにすると、そもそもの月額料金で家計に与えるインパクトが大きい。ビッグローブブランドでそろえて、家庭の固定費を削減してほしい」(事業企画本部の山本善清部長)というように、ビッグローブは電気の販売を通じて、光コラボレーションや格安SIMの存在をアピールしたい考えだ。
日々進歩を続ける通信業界の仕組みを理解するのは大変だが、この機会にビッグローブブランドに乗り換えて、家計の大改革を目指してみてはいかがだろうか。